院長あいさつ

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浅見院長あいさつ

この度、患者ご家族様の支援を趣旨としたメンタルプラス家族支援訪問クリニックを開院することになりました。                               クリニックの名称である「メンタルプラス」という言葉は私の造語です。
「自身のできているところに目を向け できることを増やす」という視点を支えにこころの健康づくりを行うという意味が込められています。
訪問診療では長年理事として普及活動に努めて参りましたSST(社会生活スキルトレーニング)を活かした支援を行って参ります。                             
長年提唱して参りました「できるを増やす」大切さを今後も常に念頭に置きながら訪問診療に携わっていく所存です。

クリニックでは2つの指名・役割を掲げ地域の皆様に信頼されるよう尽力して参ります。                                       

1.家族の支援を行います。                                 
二十余年にわたり仲間たちと営んできた精神障がい者のための家族教室「土曜学校」の経験から、回復には「家族が元気を取り戻す」ことが欠かせないことを痛感致しました。                                    
訪問診療を通して家族の相談に応じ、併せてご本人に対する回復への援助を行うことで家族がご本人の回復に向けて一段とその役割を発揮し、そしてご本人が社会参加できるようになることを目指します。                                  

2.誰もが安心して気持ちよく地域で暮らし、それぞれの役割を発揮する社会を創るべく個別精神科地域包括支援を行います。                                
未治療の方、治療中断の方、あるいはひきこもりの方など精神科に通院が困難な方々を対象に訪問診療を行い、医療・地域社会資源・行政などの関係機関との連携を通じて、実現に向けて取り組みます。

訪問診療については、ご家族やご本人や地域関係機関等からの相談を承り、当院の相談員がご自宅へ伺いますので、お気軽にご相談ください。
訪問診療は原則月2回とさせていただきますが、必要と判断した場合には緊急往診を行います。                                        
訪問診療計画書をもとに訪問診療を行いますが、期間ごとに目標を設定し、対象者の回復支援を進めて参ります。                                    

                  

 
 

プロフィール

・精神科医師 産業医 専門は家族心理教育 職場のメンタルヘルス SST
 (ソーシャルスキルトレーニング)
・群馬大学医学部卒業
・群馬県立精神医療センター副院長
・群馬県こころの健康センター所長
・群馬大学健康支援総合センター昭和事業場産業医
・SST普及協会理事
・日本精神薬理学会功労開院
・家族支援の会「土曜学校」主催

 1996年6月精神障害者を抱える家族支援のための土曜学校を開始。
 1998年10月、健康づくり助成「あさを賞」を受け、「家族の知りたい事柄」
 を出版。
 2023年5月「家族支援学を始めよう」出版
「家族が元気になる」
メンタルプラス家族支援訪問クリニック
0270-50-0670
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